口腔内スキャナーとは
日本国内の歯科医院で口腔内スキャナーを導入しているのは、まだ、2.9%くらいです(技工士ドットコム調べ)。
口の中に印象材(粘土のような感触のもの)を入れる必要がなく、スティック状のカメラで歯をなぞるだけで、3Dデータを作成できまるようになりました。嘔吐反射のある患者様も楽にデータ採得でき、負担が軽減できます。
また、従来法の印象採得に比べ高精度のスキャニングにより、デジタル化されたデータから製作される矯正装置は精確なものになります。よって、歯も正確に移動し治療期間も短縮されることになります。また、仕上がりも綺麗です。
口腔内スキャナーのメリット
☆取得した画像データにより今まで見ることができなかった画像であらゆる角度から検証を行える
☆画像管理の簡略化
☆リアルタイムでの撮影画像の確認ができ形成(歯の形を整える)と印象の評価をその場ですることができる
☆感染リスクの軽減
☆印象採得(型を採る)時の嘔吐反射の軽減
☆印象材(型を採る材料)の誤飲、誤嚥のリスクを回避します
☆印象採得時間の短縮(口をあいている時間が短くて済みます)
☆開口量が少なくても印象が採れます
☆印象精度がとてもよい
☆正確な正確な咬合採得(噛み合わせの記録)が可能
☆口腔内全体の噛み合わせのバランスの診断が容易になる