乳歯の生え変わりと歯並び
永久歯は乳歯が抜けてから生えてきます。
ですが稀に乳歯が抜ける前に永久歯が生えてくることがあります。
①乳歯がグラグラしている状態
乳歯がもうすぐ抜けそうな状態で永久歯が生えてきた場合、そのままの様子をみます。
このような状態の時に気をつけてほしいのは食事の時です。
歯がグラグラしている状態は、いつ歯が抜けても不思議ではありません。
食事のときに乳歯が抜けると、口の中を傷つけてしまうことがあります。
食事の際、急いで食べず、強く噛み過ぎないよう注意を促してあげてください。
②グラグラしないしっかり生えている乳歯
乳歯が抜けそうにない状態で永久歯が生えてきた場合、永久歯の位置がズレてしまうことがあります。
そのような場合、歯医者で乳歯を抜歯することをお勧めします。
③前歯が同じような時期に生え変わらない
どちらかの前歯が生えてきたが隣の歯がまだ生えてこない場合があります。
その状態が長く続くと歯の中心がズレてしまうため、乳歯の抜歯が必要になります。
乳歯の生え変わりは6歳前後から
6歳前後から生え変わりが始まる永久歯ですが、身体の成長と同じように生え変わり時期には個人差があります。
『周りの子は永久歯が生えているのにうちの子はまだ…大丈夫かしら?』という不安はあまり持たず、歯科医院でレントゲンを撮り、歯科医師にしっかり様子をみてもらいましょう。