レントゲンを撮り虫歯の大きさを確認してドックベストセメントを使用する場合、虫歯に感染した部分を露出させる必要があります。銀歯やプラスチックの詰め物などがある場合はそれを除去します。
ドックベストセメントは歯の噛み合わせの面から詰めていきますので、歯と歯の間から虫歯になっている場合も、噛み合わせの面から削っていきます。虫歯を全て取るのではなく、意図的に虫歯を残します。
残っている虫歯の部分にはプラークなどの汚れが付いているので、パーフェクトぺリオという虫歯菌を殺菌する薬や次亜塩素酸水などを使い、綺麗に洗浄します。
洗浄した後、ドックスベストセメントの殺菌成分を歯の内部に浸透しやすくする薬液とドックベストセメントの粉を混ぜ合わせた薬液を塗り、その上からドックベストセメントで封鎖します。その後ドックスベストセメントは硬化します。